これは私達の物語でもあるのだ。
演者が客席をみる。見て見られる。という行為を繰り返すことによって、この言葉が私の胸にうかんできました。
繰り返していくうちに、心の中に浮かんでは消えていく感情。
私はその感情と身体を、演じる側としてどのように扱っていくのか。
繰り返しとも思われる日々の中で、私達の心の中に浮かんでは消えていく感情。
ほとんど語られることのない、その静かな消耗はどこへ向かっていくのか。
終演後この公演を観た方から、生に向かっているようにみえた。という内容の感想をお話いただいた事がありました。
うまく返事もできずにいたのですが、この作品そして舞台芸術が持つ力を、あらためて感じる時でもありました。
花田雅美[ダンサー/『RE/PLAY(DANCE Edit.)』振付・出演]
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